岡崎市 私立保育園連合会 【ごあいさつ】

岡崎市では、本当に豊かで安心して暮らすことのできる町づくりのために、様々な取り組みがなされてきました。

保育園においても、他市では公立、私立においては当然格差があってしかるべきものとしています。しかしながら、岡崎市では確かな未来を担う子どもたちに対する願いを持って、公立、私立のどちらに入所しても、保育の質が変わらず、確実な人間形成ができるよう多大な補助がなされています。特に、園舎等の施設整備や職員給与において、岡崎方式と言われる補助金体系をもって、私立保育園は運営を任されています。

岡崎市私立保育園連合会は、昭和47年に発足以来、岡崎市の子どもたちへの希望と、保育を行う各園の子どもたちに対する願いを、いよいよ具体化していくための協議や連携を行い、より良い保育園の姿を模索してきました。

現代の社会は、便利で物質的には豊かになってきたかもしれません。しかしその反面、どことなく胸苦しい生きにくさを私たちは感じているのではないでしょうか。これからそんな社会に繰り出す子どもたちには、たとえ命を脅かすような状況においても胸を張って元気に生きていける人たちの誕生を願わずにはおれません。

本当の豊かさを獲得し、人間として生まれられた素晴らしさ、喜びを語れる人に育つために私たちができることは何か、それを求め続けることが私たちの使命です。

岡崎市 私立保育園連合会 会長　本田 康英